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歩くと仮想通貨が稼げる新ゲーム・ビットハンターズ(BitHunters)の注意点を書いてみる

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ビットハンターズってどんなゲーム?

ビットハンターズ(BitHunters)を発表したのは、東京都中央区のリアルワールドゲームズ株式会社です。

ポケモンGOのように、スマホを持って歩くことでゲームができます。いわゆるGPSゲームですね。春にローンチ予定だとか。

内容はというと、パーティーを率いて、街を歩いていると出現するモンスターと戦い、経験値を貯めるというものです。

リアル版ドラクエみたいなものを想像していればいいのでしょうか。なかなか面白そうなゲームですね。

今話題の仮想通貨を絡めたゲーム?

さてさて、なぜビットハンターズがこんなにもバズったのかというと、上述のGPSゲームの機能に加え、ゲーム内で経験値を貯めたりすることで提供されるトークンが、ゆくゆくはビットコインなどの仮想通貨と交換できるようになるということを発表したからです。

最終的には、『歩くことで稼げる』ゲームを目指しているみたいです。

お金はどこから出るのか?

1.需要増加による価値の上昇

歩くことで稼げるゲームを目指しているわけですが、もちろん誰かがお金を出さない限り、トークンが金銭的な価値を持つことはあり得ません。そこで、ネット上に散見されたこの疑問に関する同社CTO/CEOの岡部さんの発言を引用します。

「このトークンを多くの人が価値があると認めることで価値が発生するのです。これはビットコインなどと同じ仕組みです。発行されたビットコインに対して、多くの人が価値があると認めることで価値が発生するのです」

ふむふむ、つまりはみんなが欲しがるから価値が生まれるということなんでしょうか。そして、その利ザヤをもとに金銭的な価値を提供していくということなのでしょう。

個人的にはここに引っかかりますが、もう少し調べてみます。

この仕組みがうまくいけば、1㎞ほど歩けば缶ジュースを買えるほどの価値が生ずるようになるとのことです。なかなかの高収入じゃないでしょうか。営業職の人は副業にもってこいですね。笑

2.地方自治体による補助金

もう一つの仕組みは、地方自治体による健康課題解決のための補助金だそうです。

高齢者が増えることが確実視されている日本。すると、莫大な医療費負担が予想されます。そこで、健康増進を促すような事業を行っている企業に対して、将来的に想定される医療費の何割かを支給するという仕組みがあります。

ビットハンターズを展開するリアルワールドゲームス社は、神戸市と協働でビットハンターズを用いた実証実験を行うとしています。

医療費負担を軽減した分だけ、トークンという形で参加者に還元するということですね。

この仕組みは本当にうまくいくのか?

さて、ここまでの情報ではかなりいい感じのゲームだと思われます。

しかしながら、個人的にはどうしても引っかかる部分があります…

引っかかるのは岡部さんのこの発言です。

「このトークンを多くの人が価値があると認めることで価値が発生するのです。これはビットコインなどと同じ仕組みです。発行されたビットコインに対して、多くの人が価値があると認めることで価値が発生するのです」

要は取引所に上場したコインが、流動性のあるものになれば価値が生まれるということです。ですが、これってうまくいくのでしょうか?

筆者が心配しているのは、「このトークン、買う人いるの?」ということです。

流動性というのは、買いたい人と売りたい人がいて初めて生まれるものです。

このゲーム内で発行されるトークンは、将来的には仮想通貨に交換できるという点で期待が高まっていますが、果たしてそれを買いたい人っているのでしょうか。

トークンを買いたくなる理由として挙げられるのは、

1.仮想通貨に交換できるから欲しい

2.ゲーム内で武器などを強化するために必要だから欲しい

といった感じだと思います。

1.に関しては、「ゲーム内で稼いだトークンは価値を持つ」ということになりますよね。つまり、ゲームを無料で始められて、プレイしていれば無料でトークンが入手出来て、それを金銭的な対価に交換できるから欲しいということです。つまり、「トークンを買いたい人」ではありません。

2.に関しては、いわゆる課金ですね。そのトークンをたくさん持っていれば強力な武器が買えて、強い敵を倒せるようになって、より多くの経験値がもらえる的な話になるかと思います。簡単に言うと、純粋にゲームを楽しむためにトークンを消費することになります。こういう使い方をする人たちは、トークンを仮想通貨に交換することはほとんどないと思います。

そもそも、このゲーム内では成長するにつれて強力な敵が出現するようになるのでしょうか?そうであれば、全てのユーザーがトークンをゲーム内で消費することになりますし、そうでないならば、トークンを買いたい人が生まれることはありません。

つまり、どう転んでもトークンに流動性が生じにくいのではないかと思うわけです。

トークンの価値の源泉の1つが流動性ありきのものである以上、かなり大きな問題だと思います。また、自治体の補助金もどのくらい出るのか分かりません。すべてをユーザーに還元するわけでもないでしょうから、トークンがもらえるのはごく一部のユーザーのみになるか、一人当たり数円分しかもらえない可能性もあります。

また、運営側が勝手にトークンを発行することになると、その時点で価値はグーンと下がります。ギッフェン財でない限り、供給量が増えたら価値は下がりますから。

結論

筆者的には、仮想通貨と交換できるから!という理由で始めるのはやめたほうがいいかなと思います。ランキング上位の人が稼げるくらいにしかならないと思います。

普通にゲームとして楽しむ分にはいいと思いますし、健康のために始めるというのもアリかもしれませんね。

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