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【コラム】定価でブランド品を買うということ

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筆者は、「安い」というキーワードには敏感である。

おそらく、大半の人は敏感に反応するのではないだろうか?

それは、本来商品が持つ価値よりも手ごろな価格で入手できるというところにお得感や満足感を得られるためだろう。なにも悪いことではない。

だが、最近安いものを選んで購入する自分に少し嫌気がさしてきている。

別に悪いことではないし、最終的には懐にやさしい考え方なのは理解している。

しかし、何かが違うなと、思ってしまったのだ。

今回はその経緯と理由について書いていこうと思う。

では、いってみよう。

1.商品の「向こう側」を知った

これは私が大学で経営について学んでいたことから、考えるようになった。

私たちが店頭で手にする商品は、どんなものでも「企画」され、「生産」され、「流通」に乗って「販売」されている。学問的にはサプライチェーンというものであるが、この過程で商品にコストが上乗せされ、販売する時に「定価」になる。

「生産コスト」「販売コスト」などという言葉は聞いたことがあるだろう。これは、作り手や売り手の労働に対する対価を、買い手である私たちがおカネで支払い、等価で取引をするということを意味している。

私たちが購入するものは、どんなに機械化が進んだ現代社会であっても、何人もの人の手を介して私たちに届いている。

このような過程を経て並んでいる商品の中から安いものを選んで買う、さらに言えば安いものしか買う気がないという態度は、作り手に対してとても失礼であると思うのだ。

よくスーパーなどで割引シールを貼られるのを近くで待っている主婦たちがいるが、彼女たちの行為は作り手に対する侮辱でしかない。「あなたたちの売っているものには割り引かれた料金の価値しかありませんから、シールが貼られるのを待ちます。」と示しているようなものである。たとえマニュアルに沿って作られているものであっても、多くのことに気を遣って作られている。せめて他の売り場で買い物をしながら待つくらいの配慮はすべきだ。

2.定価の意味

1でも説明したとおり、商品の定価には基本的に商品を作るのにかかったコストが反映されている。

しかし、これ以外にも定価を決める要素はある。

そう、「ブランド」である。

筆者には、ユニクロのTシャツとブランド品のTシャツの違いがあまり分からない。

もともと着道楽ではないし、さらに言えば無頓着な方であるため、このような失礼な感想しか出てこないのだ。笑

よく値引きされたブランド品を購入して得意げにしている大学生を見かけるが、それはつまりブランド品を購入するに値しない存在であることをアピールしていることに他ならない。

高級ブランドというのは、材料、職人、流通範囲などの稀少性によって醸成されている「価値」である。もちろん、その分野のパイオニアであることも「時間に裏付けられた信頼」という価値だ。ブランド品というのは、その稀少性や時間という価値を商品に付加するため、高価なものが多いのだ。

値引きされたブランド品を購入して、他の人に示すという行為は、とても恥ずかしいことなのである。

筆者は小学生の時、少年野球チームに所属していたのだが、毎年1番年下の子がエースナンバーを背負うという変な伝統があった。

本来であればエースナンバーはチームの大黒柱が背負うべきだ。だが、私がいたチームではそうではなかった。

なので、うちのチームのエースナンバーは何の自慢にもならなかったし、そこに大した価値はなかったのだ。値引きされたブランド品というのは、そういうものだ。

ブランド品を持っていることがステータスなのではなくて、ブランド品と等価で交換できるだけのおカネを稼いでいるということがステータスなのだ。ブランド品を身につけてフラフラしている大学生はそこのところをちゃんと意識してほしい。もちろん、バイトで頑張って貯めたお金で購入したことを責めるわけではない。しかし、割り引かれたブランド品を自慢することは結構ダサいということを覚えておいてほしい。中古のフェラーリを購入して自慢しているオトコはちょっとダサく感じるだろう。それと本質は変わらないと言うことを伝えておきたい。

3.割引は自分の価値を下げる

ここまで書いてきて、だいたい自分の価値を下げていることは理解していただけただろう。

定価は別に不当に釣り上げられているわけではない。それなりの理由があってつけられた値段なのだ。

それを割り引くということ、割り引かれたものにしか興味がないということは、自分の価値を下げることに繋がる。

「節約」というと響きはいいが、「ケチ」や「吝嗇」というとマイナスなイメージになるだろう。節約は無駄を省くこと、ケチや吝嗇は価値を認めないことである。

この違いはぜひしっかりと覚えていてもらいたい。

4.まとめ

今回はブランド品の価値について思うことをまとめてみた。

価値のある者には惜しみなくお金を使える人間になりたいものである。

以上、話題探しに困っている赤鷲でした。笑

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